仏の巨匠、ゴダール監督の新作をアンコール上映

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シアター・イメージフォーラム(渋谷2、TEL 03-5766-0114)では3月18日より、仏映画界の巨匠、ジャン=リュック・ゴダール監督による最新作「アワーミュージック」のアンコール上映を行う。モンタージュによる約10分間の「地獄編」や、サラエヴォを舞台にした「煉獄(浄罪界)編」など全3部で構成され、これまでのゴダール作品には見られなかった「柔らかなトーン」で描かれた同作は、監督が74歳で発表した新作で、日本では、2005年10月より、銀座「シャンテ・シネ」で単館上映されていた。再上映となる今回は、2001年に公開された「愛の世紀」と合わせ、レイトショーも含めた2本立てで上映を行う。同作の配給を手掛けるプレノンアッシュ(南青山3)広報の伊藤さんは、「銀座での公開終了後、作品を見逃したなどの問い合わせが相次いだ。銀座での上映では、往年のファンに混じり、若者の姿も多く見られたこともあり、渋谷での作品上映で、ゴダール作品を次世代へと繋げていきたい」と話している。劇場では公開に伴い、仏「カイエ・ドュ・シネマ」編集長で、ゴダール作品の長年の批評家としても知られる、ジャン=ミッシェル・フロドンさん(3月18日)や、映画評論家の蓮實重彦さん、映画監督の青山真治さん(同19日)らによる、トークイベントも開催される。
シアター・イメージフォーラム

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