東京商工会議所渋谷支部IT推進協議会（会長＝多田修人・日本システムウエア会長）は3月16日、東京商工会議所ビル「国際会議場」（千代田区）でビジネスコラボレーションイベント「IT系×クリエイティブ系＝ビジネスチャンス∞（無限大）！」を開催する。同イベントは、広域渋谷圏の「2大地場産業」とも言える「IT産業」と「クリエイティブ産業」の接点に秘められた可能性をテーマに、基調講演やパネルディスカッションを行うもの。ネット企業の動向に詳しい湯川抗氏（富士通総研経済研究所上級研究員）が「進化するビットバレー」をテーマに基調講演を行った後、佐藤豊彦（スーパープロジェクト代表）、伊藤かつら（アドビシステムズ マーケティング本部長）、竹中功（吉本興業 制作・営業統括本部　メディアリレーションズセンター　センター長）、西　樹（シブヤ経済新聞　編集長）の各氏がパネルディスカッションを行う。モデレータは、同支部Creative-IT研究会座長を務める本荘修二氏（ジェネラルアトランティック日本代表）。参加無料。定員200名（先着順）。参加申し込みはサイトのフォームから受け付けている。同イベントは、経済産業省補助事業「広域シブヤ圏ITベンチャー支援ネットワーク形成事業」の一環として開催されるもので、研究会の一つであるCreative-IT研究会は今春、その活動の発展形としてLLP（有限責任事業組合）を立ち上げ、クリエーターと、発注の可能性のある事業者のビジネスマッチングを目的にしたSNS（ソーシャルネットワーキングサービス）の開設を予定しており、IT産業とクリエイティブ産業の融合によるビジネスの活性化を図る。
東商渋谷支部