渋谷の地下ギャラリー「NANZUKA UNDERGROUND」(渋谷2、TEL 03-3400-0075)では2月19日より、津村耕佑さんが手掛けるファッションブランド「FINAL HOME(ファイナルホーム)」による企画展「FINAL HOME SURVIVAL−ADDICT EXBITION」を開催している。災害や戦争、失業などで家を亡くした時に、自身がどんな服を提案するかをテーマに、1994年に立ち上げられた「FINAL HOME」は、パリやニューヨークをはじめ、世界各国での展覧会やプレゼンテーション、チャリティー行事など、ファッションの枠に留まらない活動を続けている。同展では、「WAR IS OVER WORK」のメッセージが入った、津村さんオリジナルのカスタムウエア2点とアクリルペイント2点をチャリティー・オークション形式で出展するほか、アクリルボックスをカスタムしたアート貯金箱で募金を募る。また、ワッペンの中に純度100%のアスベストを入れる(宇川直宏さん)、独自のグラフィックをプリントする(ヒロ杉山さん・エンライトメント)、カラフルな刺繍をあしらう(姉山たくさん)など、3組のアーティストが独自のカスタムを加えた、同ブランドのオリジナルジャケット「ホーム・ワン」も併せて展示・販売する。その他の作品は、アーティストの佃弘樹さんが、「未来のビジネスマン」をテーマに描いたペインティングとフィギュア作品など。販売価格は、8万円~30万円。入場無料(募金制)。3月19日まで。
NANZUKA UNDERGROUND