東急マーチャンダイジングアンドマネージメント(TMM、桜丘町)は、同社がプロパティ・マネジメント業務を手掛ける大型商業施設「PICASSO347」(渋谷1)の名称を「cocoti(ココチ)」に改めるほか、施設環境デザインも刷新し3月20日にリニューアルオープンする。新名称は「心地いい」から名付けたもので、シンボルマーク・ロゴタイプ・オープン広告のデザインは、CMやポスター、CDジャケットなどのアートディレクションを手掛ける清川あさみさんが担当した。リニューアル後は、「Make Shibuya-Breeze(メイク シブヤ・ブリーズ)」をSI(Shop Identity)コンセプトに、「ロハス」「スローライフ」などをキーワードに盛り込んだライフスタイル提案を行い、渋谷エリアで働く20代後半以降の「3rd Place」としての需要を見込む。施設環境では、メーンエントランスの柱に入居テナント情報や案内を掲出するスペースを設け、照明器具を変えることでアピール力の強化を図る。また、駐車場入り口に近い東側階段も、新たにサブエントランスとして位置付けられる。新規参入店舗は、デサントの新ブランド1号店で、スポーティカジュアルウエアを展開する「ペンギン・バイ・マンシングウェア」(2階)と、恵比寿ガーデンプレイスタワーに出店するレストラン「chef’s V(シェフズ・ヴイ)」の新業態「chef’s V Party Bar & Buffet」」(3階)、リゾートレストラン「THE LEGIAN TOKYO French Asian cuisine(ザ・レギャン・トーキョー・フレンチ・アジアン・キュイジーヌ)」の3店舗。同館では、リニューアルを記念して、マドンナ、ビョークなどを生徒に持つ著名ヨガマスター、ダンカン・ウォンさんによる、100人限定の特別レッスンも開催する。募集は3月5日まで。2004年10月にオープンした同館は現在、地下2階~地上12階に、ブティック、インテリア・雑貨、レストラン、映画館など17テナントが入居しており、2007年には、地下鉄「東京メトロ13号線」渋谷駅の地上出入り口が同館近くに開設される予定。(写真=1階エントランスイメージ)
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