シネマライズ（宇田川町、TEL 03-3464-0051）では1月28日より、ファッションフォトグラファーのデヴィッド・ラシャペルさんによる初監督作品で、L.A.の「クランプ・ダンス」を追ったドキュメンタリー作品「RIZE（ライズ）」をロードショー公開する。ラシャペルさんは、美術学校を卒業後、アンディ・ウォーホルに師事した。「インタビュー」「フェイス」「i-D」など雑誌のカバー撮影や、グェン・ステファニ、ブリトニー・スピアーズのPV、マドンナやエミネムなどのポートレートを手掛ける著名フォトグラファーとして、国内外で活躍している。同作では、自身が作品の冒頭で語る「この映画の中のダンスは早回しではありません」のキャッチフレーズ通り、L.A.のサウスセントラル地区で行われる攻撃的なダンス「クランプ・ダンス」を題材に、米社会に生きる若者の実像に迫った。シネマライズでは公開初日、来場者に同作のオリジナルiPodラッピングアートを限定で進呈する。公開に先立ち、「HMV渋谷」6階では、同作から20枚以上のスチール写真を紹介する特別写真展を、「渋谷パルコ・パート1」地下1階ではパネル展を、それぞれ実施している。今月23日には、「DUO Music Exchange」（道玄坂2）に500人以上の観客を集め、来日中のダンサーによるライブイベントを開催、芸人のレイザー・ラモンHGさんも飛び入りで参加した。
RIZE