NPO法人「KOMPOSITION(コンポジション)」(道玄坂2)は、同法人が渋谷エリアを中心に手掛けている「リーガルウォール」活動の一環として、センター街のビルの壁面を使い、グラフィティアーティストによるペイントを行った。キャンバスとなったビルは、ムジャキフーズ(恵比寿4)が2005年12月1日に開業した地下1階~5階の旗艦フードテーマビル「渋ビルヂング」(宇田川町)。企画は、「若手アーティスト支援」をテーマに活動するコンポジションと、同社が採用する人材育成システムとのテーマが通じることから実現した。参加アーティストは、神奈川県出身のPHIL(フィル)さんとFATE(フェイト)さんで、今月15日~23日にかけて「無邪気」をテーマに、独自のキャラクターを幾何学的なデザインで描いた。今後も、同ビルの壁面を作品発表の場として、若手アーティストの支援を行う予定。ムジャキフーズは、飲食店の経営を目指す人材を育成し、月に1度行われる選挙で当選した「大将」に、個人事業主として店舗運営を委託する「トラスト方式」を採用している。(写真=完成したビル)KOMPOSITION