東急マーチャンダイジングアンドマネージメント(TMM、桜丘町)は2006年3月、同社がプロパティ・マネジメント業務を手掛ける大型商業施設「PICASSO347」(渋谷1)の施設環境デザインのリニューアルとネーミング変更を行う。「渋谷の街に新しい風を吹き込む」という意志を込めた「Make Shibuya-Breeze(メイクシブヤ・ブリーズ)」を新しいSI(Shop Identity)コンセプトに据え、「ロハス」「スローライフ」などのキーワードを盛り込んだライフスタイル提案するもので、渋谷エリアで働く20代後半以降を対象に、仕事帰りに立ち寄れる「3rd Place」としてのポジショニングを狙う。新しいロゴタイプやシンボルマーク、オープン広告のデザインは、アートディレクターの野田凪さんと、野田さんが主宰するデザイナーズ集団、宇宙カントリー(南青山6)が手掛ける。2004年10月オープンの「ピカソ347」は、ユニマット不動産(南青山2)が開発した地下2階、地上12階建ての大型商業施設で、現在はブティック、インテリア・雑貨、レストラン、シネマなど18テナントが入居している。2005年3月、東急グループの投資法人と特別目的会社が同物件を取得、同4月にTMMがプロパティ・マネジメント業務のうち、テナントリレーション、MD、リーシング、販売促進業務を受託した。
PICASSO347