11月29日、南青山にパリの三つ星レストランで、国内初出店となるフレンチレストラン「ピエール・ガニェール・ア・東京」（南青山5、TEL 03-5466-6800）がオープンする。場所は、青山・みゆき通り沿いの「カルティエ南青山ブティック」「オメガブティック青山」などが入居する「南青山スクウェア」内。同店を指揮する、ピエール・ガニェール氏は1981年、31歳の時に自身のレストランを出店。「厨房のピカソ」と呼ばれる「分かり易く、奇抜」な料理で、オープン5年目に二ツ星、12年目には三ツ星を取得した。その後パリに進出し、同氏が手掛けるレストランは、現在パリに2店舗、ロンドンに1店舗を出店している。直営店4店舗目となる東京進出は、パリでも多くの顧客を持つ同氏が、文化やファッション性の高い南青山エリアに焦点を当てたもので、運営は、2004年設立のP.G.Japan（ピー・ジー・ジャパン）がパートナーとして手掛ける。フロア構成は、4階（メインダイニング）＝294平米・82席（個室：6席／9席）、屋上階（カフェ／バー・2006年オープン予定）＝134平米・40席。内装は、フランス人デザイナーのクリスチャン・ジオン氏が手掛けるもので、壁面や床などの各所に「ウォーターリング（波紋）」のイメージを取り入れたのが特徴。メニューは、食材やスタッフ、顧客の好みなど、地域性を考慮して考案する同店オリジナルで、価格は、ランチコース＝7,350円、ディナーコース＝17,450円・26,880円など。客単価はランチ＝12,000円、ディナー＝30,000円を見込む。営業時間は、ランチ＝11時30分～14時、ディナー＝18時～22時。屋上階は、11時30分～深夜の営業を予定している。今後、同業態となるグランメゾンの国内展開の予定はないが、同店の動向を踏まえて、カジュアル業態の店舗展開も狙うという。（写真＝内装イメージ）
ピエール・ガニェール・ア・東京