焼肉店を展開するトラジ（本社＝恵比寿東3）は11月5日、初のデリ業態となる「トラジデリ」（TEL 03-6415-5599）を、渋谷パルコ・パート1の1階路面にオープンする。場所は、タコ焼・タイ焼の「一口茶屋」跡。同店は、バーベキュー風にアレンジした肉と韓国総菜を使ったボックスを、テイクアウトで提供するのが特徴で、店舗面積は約5坪。内装は、モノトーンを基調に民俗テイストを取り入れた。フードメニューは、メーンとなる4種類の肉（牛・豚・鶏・骨付きカルビ）から2種と、8～10種類を揃える韓国総菜から4種をそれぞれ選ぶ「スペシャルセット」（1,000円）をはじめ、ハンバーグを使った「ロコモコBOX」（800円）、「タッカルビBOX」（850円）、「ユッケジャンスープ」（400円）などで、ドリンクは、干し柿を使った「スジョンガ」や柚子茶などを取り揃える（250円～300円）。営業時間は11時～21時。今後、同業態の多店舗化も視野に入れる。同社では現在、同館7階店舗も含め、首都圏を中心に主力業態の炭火焼肉「トラジ」26店舗のほか、コリアンバー「チャンゴ」などの業態を展開している。
トラジ