10月31日より10日間、神宮外苑聖徳絵画館前の特設テントを中心に「東京発 日本ファッションウィーク」（JFWイン東京）が開催される。同ウィークは、経済産業省支援のもと、東京ファッションデザイナー協会（CFD）が毎年2回開催してきた「東京コレクション」をはじめ、国内アパレル、繊維メーカーの展示会・商談会などの開催場所や日程を、一定期間に集約して行う複合イベントで、海外への日本ファッションのアピールや新人デザイナーの発掘を目指す。設営費約3億円を掛けて設置される大・小2カ所のテントでは、鳥居ユキさんらベテランデザイナーのほか、「ドレスキャンプ」「ミントデザインズ」「シアタープロダクツ」「タイシノブクニ」など若手デザイナーを合わせた計52ブランドが参加し、キャットウォークショーを行う。また、テキスタイルテントで開催される素材展「クリエーション・ビジネス・フォーラム（CBF）」では、参加する素材メーカー各社とデザイナーが共同で、製品見本を展示。11月3日より3日間は、一般にも公開される。同ウィークは、「ファッション戦略会議」（座長＝馬場彰ファッション協会理事長）が企画・立案し、JFWイン東京実行委員会（委員長＝同三宅正彦アパレル産業協会副理事長）が運営を手掛ける。
Japan Fashion Week in Tokyo