オンワード樫山は10月1日、神南1に20歳代の女性をターゲットに同社が今秋から展開を始めた新ブランド「rosebullet（ローズブリット）」（TEL 03-5456-8585）の路面店をオープンした。場所は2005年1月に閉店した「ナカヌキヤ」跡。同社では20歳代の女性を中心に、「セクシーさ」をベースとしたカジュアルスタイルがトレンドとなっている流れから、セクシーカジュアルスタイルを提案する自社ブランドとして同ブランドを立ち上げた。ブランド名は、「バラ（rose）」＝柔らかさ、「弾丸（bullet）」＝強さの意味。店舗は現在、マルイジャム渋谷店（今年8月オープン）など、ファッションビルや駅ビルを中心に13店舗を展開しており、同店は14店舗目で初の路面旗艦店となる。敷地面積は約83平米。薄いグレーを基調にシャンデリアなどで飾った店内デザインは、既存店に比べ高級感を打ち出し、25歳前後の女性を意識した。商品は、20歳代前半の女性のシルエットデータをもとにした新プロトボディに沿ったサイズ展開が特徴で、カシミヤ100％のニット＝11,000円やヘンリーネックカットソー＝3,800円など、スタンダードアイテムやトレンドデザインアイテムを値頃感のある価格で展開する。その他の商品の中心価格は、スカート＝7,600円、ブラウス＝5,700円、ニット＝5,900円など。国外では中国本土を中心に、香港、台湾、韓国で計33店舗の展開を予定している。
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