東京地下鉄(東京メトロ)は10月3日、表参道駅構内に商業施設「Echika(エチカ)表参道」を12月2日にオープンさせると発表した。同駅の大規模なリニューアルは、同社が現在推進している、地下鉄の駅リニューアルプロジェクト「EKIBEN」の一環で、改装後は約1,300平米の空間に全26店舗が誕生する。施設名の「エチカ」は、「駅」と「地下」を合わせた造語で、「E(いい)」「chika(地下)」などの意味も含める。同施設では「BREEZE OF OMOTESANDO=表参道の風」を開発コンセプトに、表参道の並木道がパリ・シャンゼリゼ通りを連想させることから、パリの街角をイメージした。出店店舗は、ソフトドリンクやアルコールも提供するフレンチ主体のフードコートや、スイーツや惣菜のテイクアウト、アクセサリー・雑貨、化粧品・サプリメント、エスティックサロン、ネイルサロン、カットハウスなど、メイン・ターゲットとなる20代~40代の女性が一人でも立ち寄れるショップ構成が特徴。また、駅構内には中央に案内所を設けたり、女性トイレにパウダーコーナーを設けるほか、高齢者などをケアするサービスマネージャーの配置やエスカレーターの増設により、駅施設のサービス強化も図る。(写真は完成イメージ)
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