原宿の太田記念美術館で「ペット」を描いた浮世絵展

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原宿の「太田記念美術館」(神宮前1、TEL 03-3403-0880)では8月2日より、「浮世絵にみる愛されるペット」展を開催している。同展は、江戸時代に描かれた浮世絵の中から、当時の「ペット」を描いた作品をフィーチャーしたもの。展示作品数は80点弱で、登場するペットは、犬や猫をはじめ金魚や鳥、虫などで、会場ではペット別に作品を展示している。主な作品は、幕末期に武者絵や役者絵、美人画などのほか、残酷趣味の絵も描いた月岡芳年(1839~1892)の「風俗三十二相 うるささう寛政年間処女之風俗」(写真)や、歌川国貞「当世俳優贔屓競 猫抱く女」など、女性と猫を描いた作品のほか、葛飾北斎が犬を描いた「狆」など。入場料は一般=700円、学生=500円、中・小生=200円で、開館時間は10時30分~17時30分。開催は8月26日まで。同館は、故太田清藏氏が生前、昭和初期から半世紀に渡って収集した浮世絵約12,000点を所蔵している。
太田記念美術館

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