ネットエイジグループのネットエイジキャピタルパートナーズ(円山町)は5月31日、イー・トレード証券(港区)と共に総額20億円のベンチャー投資ファンド「ネットエイジIPOファンド-1」を設立したと発表した。出資総額は20億円で、イー・トレード証券が中心となって出資する。ネットエイジキャピタルは投資判断や運営の役割を担う業務執行組合員となり、出資先ベンチャー企業の選定を行う。ネットエイジグループはこれまで41社の投資・インキュベーションを行い、うち8社をM&Aで売却しており、同グループがインキュベーションをリードした事業体の合計売上高は約90億円。同グループは、一般のインキュベーターと異なり、ビジネスアイデアの発掘・検討、市場・競合・事業性調査までを社内で行える体制を備えているのが特徴。イー・トレード証券は、ネットエイジキャピタルとの関係強化により引受業務を中心とするインベストメントバンキングビジネスの拡大を目指す。ネットエイジグループ