渋谷区は4月6日より、区立全小学校20校で民間警備員による昼間警備を始めた。警備は、登下校時や授業時における児童の安全を確保するために、今年度から一斉に実施するもので、昼間警備は4月6日~2006年3月31日の平日(7時30分~16時)と、入学・卒業式や運動会などの行事日に実施する。各校では、校門近くに刺股を配備した警備ボックス1台を設置し、笛・警棒・無線機を装備して防刃ベストを着用した制服姿の民間警備員を1人を配置する。警備員は、児童の登下校時に校門を開門して立哨し、不審な人物や車両などを監視するほか、授業時には校門を閉門して不審者などの監視を続けるほか、外来者や学校施設利用者が訪れた際は、無線機を使って職員室に確認した上で校門内へ案内する。同区教育委員会は、区立小学校での実施結果を参考に、今後、区立幼稚園と区立中学校での実施を検討する予定。(写真=渋谷区立加計塚小学校前)渋谷区