ヘイウッド・ウェイクフィールド・ジャパンは1月21日、米国ヘイウッド・ウェイクフィールド社の家具を取り扱う初の海外直営店舗(兼ショールーム)「ヘイウッド・ウェイクフィールド・ジャパン東京店」(TEL 03-3715-8838)を恵比寿南2にオープンした。「ヘイウッド・ウェイクフィールド」は、1826年に米マサチューセッツ州ガードナーでヘイウッド家の5人兄弟が木製の椅子を製作したことに始まった米国有数の高級家具メーカー。その後、ミッドセンチュリーにおけるアメリカン・モダンインテリアの代表的ブランドの一角としての地位を築き、当時や当時を再現した多くのハリウッド映画やドラマにも登場したが、80年代の不況やプラスティック家具の普及などを背景に経営規模を縮小したことなどから、日本の家具愛好家の中でも「知る人ぞ知る」メーカーとして認識されていた。同社では、過去に発売したミッドセンチュリースタイルの家具の中から選定し、日本限定仕様で「J-モデル」として復刻した約40アイテムを取り扱い、同店1~2階ショールームで商品展示を行うほか、地下1階フロアで「ヘイウッド・ウェイクフィールド」のヴィンテージ家具も取り扱う。店舗面積は3フロア計約60坪で、設計デザインは手塚貴晴氏と手塚由比氏が手掛けた。商品価格帯は、テーブル=約40~60万円、ソファー=約30~70万円など。(写真は、1954年にオリジナルが発表された「デスク/バニティ」の復刻モデル=税込493,500円)ヘイウッド・ウェイクフィールド・ジャパン