自動販売機横のリサイクルボックスを適性に利用してもらおうと、渋谷区と全国清涼飲料連合会(以下、全清飲)が連携し、渋谷駅周辺で啓発動画の上映やポスターの掲出を始めた。
渋谷区では近年、インバウンドを含む来街者の増加などに伴い、ごみのポイ捨てや自販機横のリサイクルボックスへの異物投入が問題となっている。区は、「きれいなまち渋谷をみんなでつくる条例」を4月1日に一部改正し、6月1日からはポイ捨てなどに対して罰則金として過料を課している。
今回の取り組みでは、渋谷区の公共喫煙所6カ所に啓発ポスターを掲出。自販機横のボックスに入れていい物と入れてはいけない物を、イラストも交えながら示すほか、きれいな状態で出すとリサイクルで資源循環にもつながると明記。英語・中国語・韓国語版も用意する。ポスターは8月31日から、宮益坂下と渋谷駅前(スクランブル)交差点前の喫煙所に掲出し、今後、恵比寿なども含めて計40枚を順次掲出していくという。
MIYASHITA PARKの遊歩道沿いのデジタルサイネージでは9月1日から、「これ何か知ってる?」とのメッセージとともにリサイクルボックスの適性利用について15秒にまとめた動画を上映。英語でも同様の内容を流す。
全清飲広報担当者は「リサイクルボックスの適性利用は、近年ずっと業界の課題になってきた。今回、渋谷区と情報交換する中で、リサイクルボックスの使われ方が問題にもなっている渋谷区にも共感いただき、両者で連携して啓発していくことになった」と経緯を説明。
「調査ではボックス内の異物が3~5割を占め、自販機管理者がリサイクルボックスを撤去する動きも増えている。リサイクルボックスをきれいに使ってもらうことが、きれいなまちづくりにもつながる」と、正しい利用を呼びかける。
終了時期は未定。