
ファッションブランド「オニツカタイガー」のコンセプトストア「Onitsuka Tiger イエロ―コンセプトストア」(渋谷区神宮前6)が4月27日、表参道にオープンした。
同ブランドは、1949(昭和24)年に故・鬼塚喜八郎さんが設立したスポーツシューズメーカーを前身に、1977(昭和52)年に3社が合併した「アシックス」(神戸市中央区)が展開している。
「イエローコンセプトストア」は、2023年に出店した銀座に続く2店舗目となる。伊ミラノを拠点とする建築事務所「STUDIODINICATALDI」が監修した店舗は4フロア構成で、日本の伝統や東京の「美学」、クラフトマンシップを合わせた空間に仕上げたという。ブランドのシグネチャーカラーの黄色を取り入れたファサードは、ルーバーや背面照明付きのパネルをあしらうほか、レタリングのブランドロゴを付ける。店内の天井や什器などには障子や竹すだれを想起させる構造的なデザインを採用。黄色いガラスの什器などは、床や壁面の暗い色味とのコントラストになっている。
フロアは、地下1階~地上2階が「ミラノファッションウィーク」で発表したコレクションと、1月から展開している日本製デニム生地を中心にしたシリーズ「DENIVITA」を中心に展開。同3階では、アーカイブを現代風にアレンジしたヘリテージスタイルの商品を中心に扱う。
営業時間は11時~20時。