
かつて存在した玩具メーカー「大倉トーイ」の玩具を集積するイベント「昭和かわいいおもちゃ 大倉トーイ・コレクション展」が4月25日、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)8階のギャラリー「ほぼ日曜日」で始まる。
大倉トーイは1953(昭和28)年に大阪・東大阪で創業した玩具メーカー。2020年に廃業後も「昭和レトロ好き」の間で人気を集めている。3月に書籍「昭和かわいいおもちゃ 大倉トーイ・コレクション」が発売されたことをきっかけに、同展を企画した。
会場では、書籍内にも掲載されている、同著の著者・小鳥遊みかさんのコレクションとなる同社の玩具500点以上を展示。創業当初に主に作られていた大人向けの宝飾品を模した指輪、ネックレスなどのアクセサリー、ままごとセット、勉強セット、砂遊び用玩具、シール、ファッション時計など。当時のカタログや商品名シールも複製で紹介する。
同社の玩具をデザインした「大倉トーイのおもちゃがいっぱいシール」(880円)や、中に玩具や雑貨が入っている「ワンワンセット」の写真をプリントする「ワンワンセットのお買い物バッグ」(3,300円)などの展覧会オリジナルグッズを販売。同社が廃業した現在もビーズや玩具を販売している大阪のビーズ専門店「ビーズハウス」が扱う商品も並べる。
開催時間は11時~20時。入場料は800円(未就学児は無料)。5月25日まで。