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代々木公園で「アースデイ東京」 ブース200超、ライブやトークも

過去開催時の様子

過去開催時の様子

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 環境フェスティバル「アースデイ東京2025」が4月19 日~20日、代々木公園・イベント広場(渋谷区神南2)などで開催される。

ステージではライブやトークなどを展開

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 1970年にアメリカ西海岸でスタートした「アースデイ」は、4月22日の「アースデイ(地球の日)」に合わせて地球温暖化などの環境問題に対する関心を呼びかける環境イベント。日本では1990(平成2)年に代々木公園を中心に大規模なイベントを初開催し、アースデイ東京としては2001(平成13)年から同園を中心に展開している。

 今年は戦後80年であることから「ピースフルチェンジ(平和的な変革)」をキャッチコピーに掲げる。フェスではクリエーターや自然に根差したブランド、NPO・NGO、フードなど約200のブースが出店(展)する。

 障害の有無や年齢に関係なく誰もが参加しやすい環境を整えるため、インクルーシブ・プレーパークエリアを新設。木工遊びやアートワークショップなどを行うほかかむ・飲む力が弱い人向けにミキサーや調理はさみなどを用意す食形態加工コーナー「モグモグスタンド」、授乳やおむつ替えなどができるケアブース、誰でも自由に休めるブルーシートエリアなどを設ける予定。

 世界のアースデイが掲げるグローバルテーマ「OUR POWER, OUR PLANET」に呼応し、気候変動とエネルギーに焦点を当てた取り組みも行う。自由の森学園中学校・高校(埼玉)のブースではバイオディーゼル燃料に精製するために廃食油を回収。ケヤキ並木には、2050年までに自然エネルギー100%を目指すプロジェクト「ワタシのミライ」に参加する団体によるエリア「ワタシのミライ広場」を設置。ミニ太陽光発電やソーラーツリーで電力を賄い、取り組みを紹介するブース、クイズや紙芝居などを行うミニステージ、喫茶スペースなどを展開する。

 ステージでは、歌手の加藤登紀子さんや、Yaeさん、元バンド「CHAI」の双子ユニット「MANAKANA」、ミュージシャンの佐藤タイジさんと伝承音楽家オマール・ゲンデファルさん、シンガー・ソングライターLeolaさん、ボーカルユニット「MAITAI」、盆踊り集団「イマジン盆踊り部」らがパフォーマンスを披露。場内に特設する「ハローアースステージ」ではトークセッションも展開する。

 開催時間は、19日=10時~19時、20日=10時~18時(ブースは各日18時まで)。入場無料。

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