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外苑前におむすび店「おむすびゑ」 月替わりで47都道府県の味提供

提供するおむすびのイメージ

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 おむすび店「おむすびゑ」が4月12日、外苑前駅近くの商業施設「Itochu Garden」(港区北青山2)内にある「ITOCHU SDGs STUIO RESTAURANT 星のキッチン Hanare」にオープンする。

店舗外観イメージ

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 おむすびの販売や展示を通して「人と人を結んでいくこと」をコンセプトに据える同店。店名は、おむすびの語源の一つに「人と人の良縁を結ぶ」という説があることと、「人々が集まる会」という意味を持つ「ゑ」を組み合わせた造語。こども食堂やそれを支える地域ネットワーク団体の支援をしているNPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」と、おむすびのワークショップ・食育、商品開発などを手掛ける菅本香菜さん(たびするおむすび屋)がタッグを組んで企画。経営は、管理栄養士など食に関するスクールHarmoを運営するRamne Picが担当する。

 店舗面積は約119平方メートル。席数はカウンター6席、テーブル18席の計24席。

 月替わりで用意するおむすびの味は、菅本さんが監修し各地のこども食堂の人たちと共同開発した。オープン時は九州・沖縄の食文化や風土を感じられるおむすびを用意。メニューは、博多の辛子めんたいことマヨネーズの「明太マヨおむすび」(福岡)と干し芋のバター炒めとごま塩の「かんころバターおむすび」(長崎)の「Aセット」、大分県産カボス果汁入りのとり天混ぜご飯「かぼす香る とり天おむすび」(大分)とごま油で炒めた高菜と錦糸卵の「高菜めしおむすび」の「Bセット」(各イートイン=みそ汁・茶付きで1,000円、テイクアウト=みそ汁なし800円、みそ汁付き950円)。お子さまセット(イートイン550円、テイクアウト450円)も用意する。

 同店では同NPOが支援する各地のこども食堂や、それを支える地域ネットワーク団体などの活動を紹介する展示を行うほか、おむすび作り体験や生産者の話を聞く会など、親子で参加できるワークショップを定期的に開催していく予定。

 営業時間は11時~15時。月曜~木曜定休。

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