
車いすラグビーの国際大会「三井不動産 車いすラグビー SHIBUYA CUP 2025」が4月18日~20日、国立代々木競技場第一体育館(渋谷区神南1)で開催される。日本車いすラグビー連盟主催、渋谷区が共催。
2021年の東京パラリンピックのレガシー大会と位置付ける同大会は、パラスポーツへの「継続的な興味関心の高まり」を維持することや、子どもたちに生のスポーツ観戦の機会を提供することが目的で開催。2022年に同連盟が初めて主催する新たな国際大会として始まり、今回で3回目を迎える。今後は2年1度の周期での開催を計画している。
東京パラリンピックで車いすラグビーの試合が同体育館で行われたこともあり、渋谷区と同連盟は2019年に相互協力に関する協定を締結するなど、かねて交流。昨年には同大会で金メダルを獲得した日本代表選手らが、センター街をパレードした。
SHIBUYA CUPは、若手育成のための国際大会と位置付け、各国が国際大会の経験が少ない若手を中心としたチーム編成で戦う。出場国は、2024年10月時点で世界ランキング1位の日本、同2位のオーストラリア、同3位のアメリカの3カ国。日本は、パリパラリンピックで日本代表最多トライを決めるなどした橋本勝也選手をはじめ、同大会に出場した草場龍治選手、中町俊耶選手、同大会の合宿にも参加した白川楓也(ふうや)選手、壁谷知茂選手、東海大学の青木颯志(そうし)選手など12選手が名を連ねる。
3日にわたり総当たり戦を行い、最終日の20日には表彰式も行う。試合は連盟のユーチューブチャンネルで配信を予定する。
会場ではタックル体験ブースや、競技用車いすに乗車できるブース、同連盟の物販ブース、募金活動なども展開する。
開場は各日10時。入場無料。