
渋谷ロフト(渋谷区宇田川町)2階美容・健康雑貨フロアに3月17日、サンプリング自動販売機「ロフボ」がテスト導入された。
ロフトのアプリ会員向けに、コスメやスキンケア用品の試供品を提供する自動販売機。ロフトが5月から本格展開するリテールメディア事業の一環で、同事業では、店頭へのサイネージ広告導入、アプリ内での広告配信なども行う。
同事業の「一番の目玉」と位置付けるロフボは、店頭での顧客体験を向上することによる来店客数の増加や、アプリダウンロード数の増加、アプリ顧客とのコミュニケーション強化、店舗スタッフの負担削減が目的。加えて、サンプルを受け取った後の購買情報や別の日の来店情報、年齢、性別(想定)といった顧客データから顧客の購買行動を可視化・分析し、新たなマーケティング施策やプライベートブランド商品の開発にもつなげていきたい考え。
ロフトでは、2015(平成27)年から、デジタルとリアルを融合することで店舗への送客につなげるとことや、来店頻度を上げることでの送客効果を狙い、レジでアプリを提示した来店客に「試したい」という要望が多いコスメやスキンケアの試供品のサンプリングを行っている。ロフトだけでなく、利用客、メーカーそれぞれに「メリットがある」と考えるロフボ。来店客にとっては自身が気になるサンプルを選べるほか、メーカーは商品説明や動画広告でも流せることから、より商品をアピールできるようになる。顧客データの分析結果も共有されるため、配布実績なども把握できる。
ロフボは、1台につき最大6種類・ブランドのサンプルを入れることができる。利用者はアプリ内で、渋谷ロフトを「お気に入り店舗」に登録し、アプリ内に提示されるQRコードをロフボにかざすことで、1週間に1度サンプルを受け取れる。1カ月に1度変えるサンプルの内容は、新商品や季節に合わせたものをバイヤーがセレクトする。設置台数は2台。
5月21日の梅田ロフト移転オープンから本格始動予定。現在は2台とも同じ商品のサンプルを用意しているが、本格始動後は種類数を増やす予定。現在は無料のサンプルのみだが、今後は有料サンプルの導入も検討している。
営業時間は11時~21時。