
渋谷区は3月26日、日本赤十字社医療センターや日本赤十字看護大学と公民連携制度「S-SAP(シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー)協定」を締結した。
S-SAPは、区内に拠点や区との関わりを持つ企業や大学などと区が協働し、地域の社会的課題を解決していく公民連携制度。2016(平成28)年4月からこれまでに、セコムやサッポロホールディングス、伊藤園、キユーピー、シダックス、こくみん共済coop、ABC Cooking Studioなどと協定を結んでいる。
日本医療センターや日本赤十字看護大学はこれまで、恵比寿や広尾地区を中心に、防災啓発イベントや子ども食堂のサポートを通じで地域活動を支援してきた。「より包括的かつ他分野にわたる課題解決」に取り組むことを目的に同協定を締結した。
両者は次世代育成や生涯学習、福祉、健康・医療、災害対策、地域振興などに関する支援を通じて、地域の社会的課題の解決に取り組んでいく。