
JR渋谷駅・南改札付近の通路が3月30日、移動する。
旧東急百貨店東横店(2020年3月閉店)の解体工事や、渋谷スクランブルスクエア中央棟・西棟新築工事の進捗(しんちょく)に合わせて、大規模な工事が進む西口では、昨年11月に「モヤイ像」も撤去され、「渋谷フクラス」裏手に移設。工事に伴いバス乗り場も配置を変え、7月には国道246号線で分断される桜丘エリアと渋谷駅周辺エリアを地下でつなぐ「渋谷駅西口地下歩道」が開通するなど、街並みや動線の変化が続いている。
今回移動するのは、南改札(1階)付近の駅構内の通路と、西口ロータリーを経て渋谷フクラス側に渡る通路で、旧通路からハチ公側(北側)にほぼ平行移動する形となる。同時に、渋谷フクラス前のタクシー乗り場も閉鎖される。タクシー利用者は、「渋谷サクラステージ」や駅東口にある既存の乗り場を利用することなるほか、5月初旬には渋谷フクラス地下3階に新たなタクシー乗り場が開設される。
今月28日には、西口地下歩道と地上をつなぐ駅舎側にあるエレベーターが改修工事を終え、供用が始まる。