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「渋谷ファッションウイーク2025春」開催へ 金王八幡宮で成功祈願

成功祈願に臨んだ大西賢治実行委員長

成功祈願に臨んだ大西賢治実行委員長

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 3月13日に渋谷各所で始まるファッション・アート・カルチャーを発信するイベント「渋谷ファッションウイーク2025春」に先駆けて今月4日、金王八幡宮で成功祈願が行われた。

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 同イベントは2004(平成16)年3月の初開催以来、年に2回開催。駅周辺の大型施設が参画し、「渋谷ならでは」のカルチャーを発信してきた。23回目を迎える今回は「渋谷の街を舞台に世界的なカルチャーフェスをつくる」ことを目指し、カルチャーと同じ言語を持つ「CULTIVATTE」をコンセプトに掲げる。ファッションとデザインの祭典「Tokyo Creative Salon 2025」の一環として開催する。

 参加するのは、cocoti SHIBUYA、SHIBUYA109渋谷店、渋谷キャスト、渋谷スクランブルスクエア、渋谷ヒカリエ、渋谷ヒカリエ内の商業施設「ShinQs」、渋谷マークシティ、渋谷ストリーム、西武渋谷店、東急プラザ渋谷、MAGNET by SHIBUYA109、RAYARD MIYASHITA PARK、渋谷サクラステージ、渋谷モディ、Bunkamura。

 会期中は7つのコンテンツを展開。「THE SHOPPING」は大型商業施設や路面店約100店舗が参画するショッピング企画。会期中は公式インスタグラムのアカウントフォロー者を対象に、割り引きやサンプリングなどのサービスを用意する。同企画では、オリジナルグッズを進呈するデジタルスタンプラリーも行う。

 今月14日~16日には、デザイン事務所「れもんらいふ」の千原徹也さんによるポップアップショップ「ARIGATO SHIBUYA」が西部渋谷店モヴィーダ館7階にオープン。「1990年代カルチャー」をテーマにENLIGHTENMENTやgroovisions、7ORDERの安井謙太郎さん、米原康正さんらクリエーターが参画し、ショッピングに加え音楽やトークショー、飲食などを展開する。

 「THE CITY DRESSING」として渋谷の街なかのフラッグなどには、アーティスト・ナイジェルグラフさんが描き下ろしたアートを掲出するほか、サイネージでも動画を上映する。アート企画「THE EXHIBITION」では、休館中のBunkamuraで大山エンリコイサムさんやSIDECOREさんらの作品を展示する「Bunkamuraの未来を照らすアート体験 2025」を、渋谷ヒカリエの「8/COURT」(予定)では東京クリエイティブサロンの企画となる公募展「TCS Open Call 2025」を、それぞれ開催予定。

 開催に向け、「イベントが安心安全に終わるのが一番なので、スタートであり大事」と成功祈願を振り返った、実行委員長で渋谷道玄坂商店街振興組合の大西賢治理事長。「変化するのが渋谷。ファッションウイークも良い意味でいろいろな切り口を取り入れて成長しているイベント」と言い、「渋谷を面で楽しんでもらうことに今年は特に力を入れている。街に出て回遊してもらうことで出会いがある。スタンプラリーもあるので、店巡りを楽しんでもらえるのでは」と期待を込める。同イベントも23回目を迎え「街の一つの柱になっていると思う。しっかりと育てていくことで渋谷の顔になる。渋谷は見方によって雰囲気が違うので、当イベントで一つの季節感を感じてもらえたら」とも。

 今月23日まで。

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