神宮前の9町会と9店会などで構成する原宿神宮前まちづくり協議会の社会実験分科会(会長:井口典夫・青山学院大学教授)と渋谷区は11月12日より、原宿神宮前地区で「くらしの道およびオープンカフェ等社会実験」を始めた。「くらしの道」は、歩行者優先の生活道路の復権に向けた取り組みで、今年7月、国土交通省により同地区が登録されている。約3ヶ月間の実験期間中、キャットストリート・キディランド横に設けたオープンテラス(写真)で、オープンカフェやライブ演奏などのイベントを行うほか、フラワリングにより同地区内に「花と緑の回廊」を形成する。また、車道に緩やかな突起(ハンプ)を設けることで地区内の通過交通量の抑制も図る。同日、石原伸晃前国土交通大臣や桑原敏武渋谷区長らの関係者を招いてオープニング式典が開催され、オープンテラスでは中島有也氏によるチェロ演奏が行われた。くらしのみちゾーン・原宿神宮前(穏田商店街)地区