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ユナイテッドアローズ、原宿本店を全館リニューアル 新業態「タバヤ」に

ウエア・アクセサリーを展開する地下1階(イメージ)

ウエア・アクセサリーを展開する地下1階(イメージ)

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 ユナイテッドアローズ(渋谷区神宮前3)は4月25日、原宿の路面店「ユナイテッドアローズ 原宿本店」(同)を全館改装し、ウエアに加え工芸品や美術品なども扱う新業態店「TABAYA United Arrows(タバヤ ユナイテッドアローズ)」としてリニューアルオープンする。

カフェ・バー(イメージ)

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 同店は1992(平成4)年10月、ユナイテッドアローズの旗艦店としてオープン。2003(平成15)年にはメンズ館とウィメンズ館に分かれてリニューアルオープンし、2017(平成29)年に再び統合した。地下1階~地上3階の建物の設計案は、スペインの建築家リカルド・ボフィルさんが手がけた。

 リニューアルでは、外観はそのままに、和テイストを基調とした内装に全面改装。フロアは、地下1階と本館1~2階、アネックス1~2階で構成する。「史上最上級のユナイテッドアローズ」を掲げ、国内外の高級ブランドなどのウエアや服飾雑貨をはじめ、日本の工芸品や美術品、日用品などを展開。店名の「TABAYA」は、ユナイテッドアローズの和訳で、深い紺色のロゴやショッパーなどのアートディレクションは、サン・アド(港区北青山2)のアートディレクター葛西薫さんが手がける。

 地下1階では、メンズ・ウィメンズのウエアとアクセサリーを取り扱う。「LOEWE(ロエベ)」「THE ROW(ザ・ロウ)」「Maison Margiela(メゾンマルジェラ)」「SETCHU(セッチュウ)」「COMOLI(コモリ)」「MIO HARUTAKA(ミオハルタカ)」など国内外ブランドのほか、オリジナルのスーツやジャケット、シャツなどのドレスアイテム、民芸品などをそろえる。

 1階では、国内外の多ジャンルのアーティストの作品を月替わりで展示・販売。こけら落としは、韓国の伝統工芸作家パク・ソングクさん、キム・ソヨンさん、ホン・ドゥヒョンさんなど7人の作品を扱う。本館にオープンするカフェ・バーでは、和を軸としたフードや、ユズや抹茶などを使ったスイーツをはじめ、ドリンクは日本酒やカクテルなどのアルコールも提供する。

 2階は、工芸品・美術品・骨董品・日用品を扱うフロア。京都を拠点に活動する「GO ON」所属の「細尾」(西陣織)、「中川木工芸」(木おけ)、「金網つじ」(京金網)、「公長斎小菅」(竹芸品)、「開化堂」(茶筒)、「朝日焼」(茶陶)などの工芸品のほか、老舗グラスメーカー「木村硝子店」のグラス、石川県加賀市の山中塗「辻石斎」の漆器、陶器作家の内田智裕さんや高久敏士さんの作品などを取りそろえる。台湾発ブランド「bi.du.have(ビードゥハブ)」のコーヒードリッパー、香りブランド「KITOWA(キトワ)」のフレグランス、日本酒などを展開する。

 営業時間は12時~20時(カフェ・バーは11~23時)。

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