国内各地のアイスが集まるイベント「冬なのにご当地アイスまつり」が2月7日から、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)8階のギャラリー「ほぼ日曜日」で開催される。
甲斐さんが監修したカプセルトイ「地元アイス ミニチュアフィギュア」
「夏とは一味違う魅力がある」アイスに焦点を当てる同企画は、文筆家でエッセーストの甲斐みのりさん「おすすめ」のアイスを集積する。甲斐さんは、旅や建築、手土産など自身が好きなものをテーマに執筆活動をしており、2019年には旅先で出合ったものなどを紹介する「アイスの旅」も刊行している。
取り扱うのは、約25店舗の約70種類。鐘を鳴らしながらリヤカーで売り歩く音から名づけられたという「カランカランアイス」(青森「藤田アイス店」)、売り子がピンク色(イチゴ味)と黄色(バナナ味)のアイスをヘラで盛ることから呼ばれている「ババヘラアイス・バラ盛りカップ」(秋田「児玉冷菓」)、パン店が1940年代から手作りしている「アイスまんじゅう」(群馬「ジロフジ」)、クッキーにアイスを挟む「リングターツサンドアイス」(東京「泉屋東京店」)、土産としても人気の「桔梗信玄餅」をアイスにした「桔梗信玄餅アイスプレミアム」(山梨「桔梗家」)、リンゴシロップを凍らせたピンク色のアイスバー「もも太郎」(新潟「セイヒョー」)など。購入したアイスは店内のイートインスペースで食べられるほかき、場内のカフェでコーヒーや紅茶も提供する。
アイスに関連した雑貨も販売。木工作家・西本良太さんが手がけた、木で作ったアイス、アイスに「おすすめ」という器や、アイススプーン、甲斐さんが監修したカプセルトイ「地元アイス ミニチュアフィギュア」など。
今月13日には、「アイスのマンボ」という楽曲を歌うなど「アイスが好き」なシンガー・ソングライターさとうもかさんと、甲斐さんによるトークイベントも予定する。鑑賞料は2,000円。
開催時間は11時~20時(今月13日は17時まで)。入場無料。3月9日まで。