焼きフグ専門店「千駄ケ谷 焼き福(やきふぐ)浅野」(渋谷区千駄ヶ谷5)が1月29日、千駄ヶ谷にオープンした。経営は関門海(大阪府)。
トラフグ料理店「玄品」を手がける同社が、「フグ=冬の味覚」という印象のあるフグを通年楽しめる新しいジャンル「焼きフグ」の確立を目指し出店。赤身肉店「肉山」のオーナーとして知られる光山英明さんをプロデューサーに迎え、昨年10月に神楽坂に1号店「焼き福3階」を出店した。
2号店となる同店は、「玄品」の店内に出店。周辺に住宅もあり、繁華街から「一歩離れた」」落ち着いたエリアで、1号店に「似ている」ことから、同店と同じ客層の集客ができると考えたという。席数は46席。「落ち着いた雰囲気」で、カップルやグループ、家族など幅広い客層が「周りを気にせず」過ごせるよう、全席を半個室で区切る。
同社「独自」の熟成技術を用いたという焼きフグを提供。メニューは、「焼きふぐコース」(飲み放題付き1万2,000円)のみで、てっさとぶつ刺し(厚めに引く刺し身)の刺し身2種盛り、あら身と皮(とおとおみ=身と皮の間にある皮下組織)、あら身・上身・皮の焼きフグ3種類などの5品を用意。事前に揉み込む焼きフグの味付けは、ポン酢に加え、ごま油やおろしニンニクを加える塩だれ「塩ニンニク」、ゴマやニンニクの風味が特徴的な韓国風みそだれ「甘辛ジャン」の3種類を用意する。
営業時間は16時~22時30分(土曜・日曜・祝日は12時~)。前日(20時まで)の完全予約制。