JR東日本は3月2日、ハイグレード車両E655系「なごみ(和)」を使用した渋谷駅発の団体専用臨時列車を運行する。
JR渋谷駅は1885年(明治18年)3月1日、旧日本鉄道・品川線(現JR山手線・埼京線)の品川~赤羽間の開通に伴って開業した。臨時列車は、同駅や新宿駅の開業140周年を記念し、「新宿駅・渋谷駅開業140周年記念号」として渋谷駅~上諏訪駅間を往復で運行する。
「なごみ」は一編成のみの特別車両で、全席がグリーン車仕様。アルミニウム合金製の車体には、光の当たり具合で色合いが変化する、同車両のために調色した特殊な塗装を採用している。
運行区間は、往路=渋谷駅9時58分ごろ発~新宿駅10時5分ごろ発~上諏訪駅12時41分ごろ着、復路=上諏訪駅15時30分ごろ発~新宿駅18時54分ごろ発~渋谷駅19時6分ごろ着。定員は100人で、乗車料は、グリーン車・フリープラン=大人4万1,000円、子ども3万6,000円ほか。
特典として、「新宿高野」焼き菓子詰め合わせと、オリジナル木箱入りの今治タオル、旅のしおり、記念車内補充券(レプリカ)が付く。