イラストレーター福田俊之さんの原画展「大福田展2024~2025」が現在、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)8階のギャラリー「ほぼ日曜日」で開催されている。
福田さんは1967(昭和42)年大阪生まれ。エディトリアルや装丁、雑貨、広告、CDジャケット、絵本、テキスタイルなどのビジュアル表現を手がけている。
会場では、本の表紙やハンカチの柄、菓子のパッケージなど、さまざまなプロダクトのために描いた原画をメインに展示。「ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)」で7年以上続けている、スマートホン用のホーム&ロック画面用のイラストを描き下ろす連載「福田利之のホーム&ロック」の原画など計約100点が並ぶ。同連載の作品92点は複製原画を販売(3万8,000円)する。
コーヒーやワイン、カステラ、落花生など福田さんにまつわる飲食を提供する「純喫茶 大福」や、絵本やポストカード、文具類など、福田さんが手がけたグッズを集積した「大福田ショップ」も開設。山形・庄内地区の伝統菓子で中に民芸品の玩具が出てくる三角形の煎餅「からから煎餅」の同展オリジナルバージョンも扱う。
今月22日、1月5日・14日・15日・26日は福田さんが在廊する予定で、サイン会や絵本の読み聞かせを予定するほか、最終日には似顔絵を描くイベントも行う。
開催時間は11時~20時。入場無料。1月26日まで。