渋谷・ハチ公前広場周辺で12月2日、イルミネーションが点灯した。主催は渋谷道玄坂商店街振興組合。
渋谷駅周辺で「SHIBUYA WINTER ILLUMINATION 2024-2025」と題して夜の街をともす冬恒例のイルミネーション企画。点灯式には、同組合の大西賢治理事長や長谷部健渋谷区長をはじめ、ゲストとして青山学院大学「ミスミスター青山コンテスト」で昨年グランプリを受賞したタレント大平ひかるさんが登壇した。
大平正芳元総理を曽祖父に持ち、幼稚園から大学まで青山学院に通う大平さんは、「人生のほとんどを渋谷で過ごしたと言っても過言ではない」と渋谷への思いを語り、「渋谷から世界に羽ばたけるような存在になりたい」と笑顔を見せた。長谷部区長は「駅前に明かりがともると、クリスマスの空気が始まる。渋谷の明かりを楽しんでいただいて、寒い中、温かい気持ちになってすてきな年末を過ごしてほしい」と話した。
シャンパンゴールドのイルミネーションは、ハチ公前広場に加え、道玄坂の街路樹も合わせてLED電球約6万5000球で街を彩る。点灯式では、大平さんら登壇者全員がボタンを押し、忠犬ハチ公像の周りにある街路樹のイルミネーションが点灯。拍手や歓声が起きた。
同イルミネーションの点灯に合わせ、道玄坂などの街路灯には人気バンド「B’z」のフラッグが同3日から登場。BGMとして新曲「イルミネーション」「鞭」も流れる。
点灯時間は17時~23時。12月31日まで。広域渋谷圏ではこの日、表参道・ケヤキ並木のイルミネーションや、渋谷・桜丘周辺のイルミネーションも点灯した。