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ゼットン、渋谷に酒場「渋谷舌呑」 創業30年に向けた「集大成」

和食をベースにしながらも「ジャンルにとらわれない」料理を提供する

和食をベースにしながらも「ジャンルにとらわれない」料理を提供する

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 酒場「渋谷舌呑(シブヤゼットン)」(渋谷区渋谷1、TEL 03-6433-5780)が11月13日、渋谷・宮益坂近くにオープンした。経営は、ハワイアンカフェ&ダイニング「アロハテーブル」などを展開するゼットン(同)。

「カオス」をテーマにする店内

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 来年創業30周年を迎える同社の「集大成ともいえる業態」と位置付ける同店。社名でもある店名は、1995(平成7)年名古屋に出店した1号店の店名でもある。現在、銀座に「ギンザ舌呑」を出店しているが、渋谷の店舗とはメニューなどは異なる業態となる。

 かねて出店した場所ににぎわいをつくることで街の活性化をつくることを目的に、路地に出店している同社。同店も宮益坂から1本入った通りに位置する。店舗面積は57.21坪。席数は76席(ハイテーブル18席、カウンター18席、ダイニングテーブル16席、個室8席、ボックス6席、店頭10席)で、パブのようなスタンディングエリア、目の前で料理人が調理するカウンター席、個室などさまざまなシーンに対応するエリアを用意する。「カオス」をテーマに日本の酒場と海外のパブの要素を取り入れる店内は、黒を基調にした空間にこけしやステンドグラスの虎などさまざまな装飾を施している。

 日本の食材にこだわり、和食をベースにしながらも「ジャンルにとらわれない」料理を用意。かつて恵比寿で営業していた東京進出1号店「舌呑」で提供していたメニューのリバイバルとなる「タイカレー揚げ春巻き」(680円)、「パリパリピーマン」をアレンジしたメニューでピーマンに土手煮をのせて食べる「渋谷のパリピ」(1,650円)、豊洲市場の仲卸「水長」から仕入れる朝締め穴子を使う「活〆穴子刺し」(1,400円)、黒毛和牛を使う肉豆腐(1,800円)、とろタク(730円)、信州サーモンいくら(670円)などの手巻き、黒いパン粉で包む「雲丹(うに)クリームコロッケ」(550円)など。ドリンクはビール(690円~)や酎ハイ(680円~)、常時50種類用意するナチュラルワイン(6,000円~)、常時15種類扱うクラフトビール(1,200円~)などをラインアップする。

 15時~17時の「ハッピーレイトランチ」(1,400円~)には、鶏塩そばとミニ高菜ご飯、豚ハラミ生姜焼き(みそ汁、小鉢付き)などを提供予定。23時以降に提供予定の深夜メニューは、おでん(1,650円~)や和牛スジどて煮(950円)、ゆであげ枝豆(650円)など。利用する時間帯等により異なるが客単価は4,000円程度を見込む。

 営業時間は15時~23時30分(金曜・土曜は15時~翌2時)。

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