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代官山・蔦屋書店で「えほん博」 絵本マーケットや作家サイン会など

過去開催時の「えほんマーケット」の様子

過去開催時の「えほんマーケット」の様子

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 代官山の書店「代官山 蔦屋書店」(渋谷区猿楽町、代官山T-SITE内)で11月2日・3日、絵本のイベント「えほん博~五感で楽しむ絵本の博覧会」が開催される。

過去開催時の「絵本ライブ」の様子

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 同店は、書店の減少や活字離れなど本に関するネガティブなニュースが散見される中、幼少期から本に触れてもらい「本好きになってもらいたい」と絵本売り場に注力。現在、2011(平成23)年のオープン時に比べて約10倍のタイトル数を扱っている。「えほん博」は2022年に初開催し、今回で3回目となる。

 屋外では「えほんマーケット」を展開。絵本専門店「ニジノ絵本屋」、海外の古い絵本を中心に扱う古書店「Frobergue(フローベルグ)」、北欧の洋書と布を専門に扱うオンラインのセレクトショップ「北欧の洋書と布 エラマブックス」、ムーミングッズの販売を予定する雑貨の移動販売トラック「Chara★Van」、玩具ショップ「ボーネルンド」、キッズブランド「HOHO」などが出展。絵本などの販売や、ワークショップなどを行う。マーケット内でのステージでは、参加書店や出版社による紙芝居や読み聞かせなども予定する。

 3号館2階イベントスペースのメインステージでは、アイドルグループ「でんぱ組.inc」の元メンバーで書店を経営する夢眠ねむさんのトーク&サイン会、絵本の朗読(店頭参加1,650円、オンライン参加1,100円)、歌をつけながら絵本の読み聞かせを行うユニット「ぱくぱくとあんな」のショー(同中学生以上=1,650円、子ども=770円、同=1,100円)などを展開。

 1号館2階キッズスペースでは作家20人以上のサイン会を行う。「かいけつゾロリ」シリーズの原ゆたかさん、絵本作家でイラストレーターの「おおのたろう」さん、木版画や貼り絵の技法を用いた作品を制作する岡本雄司さん、日本画の技法を生かして小人やイチゴをモチーフにした絵画を制作する鬼頭祈さん、お笑い芸人でもある「たなかひかる」さん、「ウルトラ怪獣」と「もののけ」と融合させたイラストを日本古来の「絵巻物」で表現したアート「ウルトラ怪獣もののけ絵巻」などで知られる谷村紀明さん、クリエーティブユニット「tupera tupera」、旅の体験を基にした「うみの まもの」などで知られる前田次郎さんなどが参加予定。当日会場で購入した絵本にサインを行う。

 同イベントプロデューサーで同店キッズコンシェルジュの瀬野尾真紀さんは「本の周りに人が集う、とても幸せな光景が広がるお祭りだった」と言う2022年の本の祭典をきっかけに、「全ての年代で本に集える機会をつくってみたい」と同イベントを企画。「子どものものでも大人のものでもない、絵本。『えほん博』が絵本の周りでたくさんの驚き、発見、楽しみ、出会いがあふれる日でありますように」などとコメントを寄せている。

 開催時間は11時~日没(16時30分ごろ)。

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