セイバン(兵庫県たつの市)は10月24日、表参道にランドセルブランド「+CEL(セル)」の旗艦店「+CEL HOME STORE(セルホームストア)」(渋谷区神宮前4、TEL 03-6455-4225)をオープンした。
ランドセル大手の同社が2023年春に立ち上げた「セル」は、ミニマルでシンプルなデザインや、パーツやアクセサリーによるカスタマイズ、デジタル機器なども収容できる機能性などが特徴。2025年モデルは、「伝統的なフォルムを追求した」という「PLAIN」(7万7,000円、受注販売終了)などを展開した。
旗艦店と位置付ける同店は、表参道から一本入った住宅街の路面に出店。空間デザインは、ファッションブランド「YAECA」デザイナーの服部哲弘さんが担当。広く取ったカウンターや光を取り込むガラスブロック、淡いブルーと白のしっくいの壁などを採用。ワークショップなども開き、学びや交流の場としても活用していく。
これまでは展示販売会「+CEL CARAVAN」を各地で開き商品を販売してきたが、同店では毎年2月中旬~8月のみ予約を受け付ける同ブランドのランドセルを常時展示。受注期間中は展示販売会の常設会場として機能する。ランドセルをはじめ、オリジナルのリネンバックやスリッパ、ランドセルワゴンなどのアイテムも取りそろえる。