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渋谷サクラステージに大阪発ワインバル「大衆酒場 フレンチマン」

「フラっと空いた時間に来てもらえたら」と話す渡辺哲也社長(右)

「フラっと空いた時間に来てもらえたら」と話す渡辺哲也社長(右)

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 大阪発ワインバル「大衆酒場 フレンチマン 渋谷サクラステージ店」(TEL 03-6452-5039)が10月11日、複合施設「渋谷サクラステージ」(渋谷区桜丘町)SHIBUYAサイド1階にオープンした。経営はらくちん(京都府京都市)。

提供する料理のイメージ

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 同社が2004(平成16)年に京都駅前にオープンしたフレンチビストロ「フレンチマン」の新業態として2020年に大阪に1号店を出店したのが「大衆酒場 フレンチマン」。「初心者向けにフレンチを提供したい」「すそ野を広げたい」と、フレンチマンのメニューの大きさを変えたり、付け合わせとメインを分けたりしてリーズナブルに提供。メニュー名もなるべくフランス語を使わず、小皿料理はショーケースに並べるなど分かりやすく・注文しやすくしている。

 「大衆酒場 フレンチマン」は8店舗目で、都内への出店は2022年に出店した虎ノ門に次ぐ2店舗目。施設のリーシング担当者が「ファンで大阪の店に通ってくれていた」ことから依頼があり出店したという。場所は「SAKURAストリート」沿いで、同施設の広場「にぎわいステージ」から近い区画に位置。店舗面積は68.04平方メートル。席数はカウンター14席、テーブル16席。ガラス張りのファサードにはブランドカラーの水色ののれんを掲げ、店内は木を多用し「和を強く」打ち出した。1人やグループなど、さまざまなシーンで利用できるように意識。兵庫・三宮は主婦層、大阪・梅田などは若年層など場所により客層は異なるという。

 「2大看板」となるのは、フレンチマンでも提供しているという、バジルペーストを和えたカッペリーニにウニとイクラをトッピングする「ウニとイクラの冷製パスタ」(2,728円)と、黒毛和牛のシャトーブリアンのステーキとフォアグラにトリュフソースをかける「ジョアキーノ・ロッシーニ」(2,189円)。

 料理は「あえて居酒屋のようなメニューにした」という。フレンチのソースで味付ける串焼きは、わさびクリームソースを付ける「牛タンと大根」(429円)、ゆずこしょうサルサソースを付ける「鶏ももと白ネギ」(308円)など10種類。サンショウソースの「うなぎと山芋」(418円)、蜂蜜をかける「さつまいもクリームチーズ」(385円)は同店限定で提供。 ショーケースに並べる小皿料理は、キャロットラペ(198円)、アンチョビキャベツ(220円)、野菜の生春巻き(308円)、仏男の肉豆腐(528円)など日替わりで約30種類をラインアップする。「ホールチーズのクリームパスタ」(M880円、L1,210円)はカウンターでホールチーズを削り混ぜて仕上げる。

 平日ランチ(15時まで)には、同店限定の「黒毛和牛ステーキランチ」を用意。牛肉の量を120グラム(1,408円)、240グラム(2,508円)、360グラム(3,300円)から選べるほか、トリュフソースの黒毛和牛ハンバーグ(660円)、ライス(220円)など同メニュー専用のトッピングを用意する。ドリンクは生ビール(605円)やグラスワイン(418円~)、新たに開発したビールの原液「ビアボール」をワイン風味の炭酸で割る「ビアボール」(528円)など。客単価は3,000円。

 渡辺哲也社長は「本当にフラっと空いた時間に来てもらえたら。自分でコースを組み立てるように好きに頼んでもらっても良いし、(自身への)ご褒美など、いろいろな使い方してもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~23時。

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