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展望施設「渋谷スカイ」5周年企画 スーパームーン鑑賞、映画上映など

過去に渋谷スカイから観測した満月

過去に渋谷スカイから観測した満月

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 渋谷スクランブルスクエア(渋谷区渋谷2)の展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」5周年を記念したイベントが10月3日に始まった。

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 施設開業の2019年にオープンした渋谷スカイは、渋谷エリア最高峰となる地上229メートルに位置。スクランブル交差点を見下ろせ、360度のパノラマビューで富士山や東京スカイツリーなども一望できる屋外と、直下の46階に位置する屋内の施設などで構成。外国人観光客などで連日にぎわう人気観光スポットとなっている。

 4日からは映画上映「ROOFTOP “LIVE” THEATER」を行う。渋谷の映画館「イメージフォーラム」(渋谷2)による映像アートの祭典「イメージフォーラム・フェスティバル」との共同企画となる特別上映イベント。今回は、宇宙空間を描いたパニック映画「ゼロ・グラビティ」(4日)、家具・建築デザインで知られるイームズ夫妻が手がけた「パワーズ・オブ・テン」、ドローイング2000枚以上を基にするアニメーション「リゾーム」、長時間露光で太陽の動きを捉えた「ヘリオグラフィー」など5作で構成する「人類の宇宙感を鋭く映像化した短編特集」(11日)、作曲家の故ヨハン・ヨハンソンさん唯一の長編映画「最後にして最初の人類」(12日)など、「宇宙への憧れや想像」を描いた映画をセレクトした。

 今月17日には、1年で最も大きく見える満月「スーパームーン」に合わせてイベント「ROOFTOP PUPER MOON NIGHT」を開催。渋谷のプラネタリウム「コスモプラネタリウム渋谷」(桜丘町)鑑賞後、渋谷スカイでスーパームーンを天体望遠鏡で観測できる。総合光学機器メーカー「ビクセン」の「星のソムリエ」が星空解説を行うほか、コスモプラネタリウム渋谷の「星空解説員」が月にまつわるエピソードを話す予定。参加料は3,000円。

 当日は、1902年に公開された月面旅行を描いたサイレント映画「月世界旅行」の、トラックメーカーでシンガーermhoiさんの新たな取り組み「ermhoi with her Chamber Music」による生演奏付き上映も行う。鑑賞料は3,500円。

 屋内展望空間内の回廊「SKY GALLERY」では年間パスポートユーザーへのアンケートから、「渋谷スカイへの思い」や「体験」を言葉として抽出し、渋谷スカイから見える景色と重ねて展示。11月1日は、年間パスポートユーザーに9時~のアーリーオープンを予定。来場者には現在屋内展望空間で展示しているアートフラワーをリユースした花を先着で進呈する。

 46階のラウンジ「Paradise Lounge」では、陽が沈む空のグラデーションに見立てたピザソースをかけるアメリカンドッグ(600円)や、青空と夕日が混ざり合う時を表現した色のゼリースカッシュ(880円)を提供。同階の土産店では、さまざまな空の色を表現した色合いの忠犬ハチ公像をイメージしたデザインなどをあしらうTシャツ(4,180円)、ショットグラス(880円)といった記念グッズを販売する。

 営業時間は10時~22時30分。入場券は、ウェブチケット=大人2,200円、当日窓口チケット=同2,500円ほか。11月3日まで。

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