インドフェスティバル「ナマステ・インディア2024」が9月28日・29日、代々木公園イベント広場(渋谷区神南2)で開催される。実行委員会、NPO法人「日印交流を盛り上げる会」の共催。
1993(平成5)年に始まり、今年で29回目を迎える同フェスは、築地本願寺(中央区)などの会場を経て代々木公園に発展・拡大し開催。2020年~2023年は新型コロナウイルス感染症の流行に伴い中止していたが、昨年復活した。
知・衣・食・文化・経済を含むインド文化を紹介する。場内には、アーユルヴェーダ、メヘンディ(ヘナで手足に描くアート)、インド関連の書籍、アパレル、スパイス、紅茶、飲食店、NPO・NGO団体などのブースが出展。南インド出身の渡来僧・菩提僊那(ぼだいせんな)を紹介する「菩提僊那ハウス」、東日本大震災後インドのレスキュー隊が現地支援に入ったことから続く宮城・女川町との交流を紹介する「女川町ハウス」なども展開する。
インドの民族衣装・サリーを着てタージマハールの前で写真撮影ができるエリアや、インドの民族芸術であるミティラー画やワルリー画、ゴンド画、ハリボテ像、馬や牛のテラコッタなどの展示も行う。
ステージでは、インド文化関係評議会派遣グループを中心に、ムービーダンス、バラタナーティヤムをはじめとする「インド7大古典舞踊」、シタールなど北インド古典音楽・舞踊、弦楽器「ヴィーナ」など南インド古典音楽・舞踊、民俗音楽など、850人以上がパフォーマンスを展開する。
開催時間は10時~20時(29日は19時30分まで)。入場無料。2日間で20万人の来場を見込む。