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サンロッカーズ渋谷、ベンドラメ礼生選手・田中大貴選手が渋谷区を表敬訪問 

(左から)サンロッカーズ神田康範社長、長谷部健渋谷区長、ベンドラメ礼生選手、田中大貴選手

(左から)サンロッカーズ神田康範社長、長谷部健渋谷区長、ベンドラメ礼生選手、田中大貴選手

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 サンロッカーズ渋谷(SR渋谷)のベンドラメ礼生選手や田中大貴選手らが9月24日、迫るBリーグ2024-25シーズン開幕に向けて長谷部健渋谷区長らを表敬訪問した。

金王八幡宮で必勝祈願を行った

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 9季目を迎えるBリーグ。SR渋谷は10月12日・13日にメインのホームアリーナである青山学院記念館(渋谷区渋谷4)でホーム開幕戦を予定。今季はホーム30試合中、同館では24試合、国立代々木競技場第二体育館(神南2)では3試合を戦うことが決まっている。

 冒頭、クラブを運営するサンロッカーズの神田康範社長は、天皇杯を含む5試合を戦い4勝1敗で終えたプレシーズンに触れ「多少のけがは起きているが、チームとしてしっかり仕上がっている。フロント側としてもしっかり体制を整えて、チームのサポートと渋谷を盛り上げていくことに注力していく」とあいさつ。

 キャプテンのベンドラメ選手は「選手も良い準備はできていると思うし、ぜひ会場に来て応援してほしい」と呼びかけ、田中選手も「渋谷を盛り上げたい。青学でやっているので、できるだけたくさんの方に見ていただけるように精いっぱい頑張りたい」と意気込んだ。

 長谷部健渋谷区長は「またワクワクさせてもらいたい。『昨日勝ったね』とか言われるので、ファンが増えてきていると思う。今シーズンの大活躍を期待して応援している」とエールを送りつつ、オフシーズンには地域の祭りに参加するなどしていることから「特に商店街では(チアガールの)サンロッカーガールズが相変わらず人気なので、そういった関係も続けていけたら」と呼びかけた。学びとスポーツ部学びとスポーツ課長の津々木晶子さんは「ホームは全部見に行く」と宣言。自身が長崎出身であることに触れ、神田社長は熊本、ベンドラメ選手は福岡、田中選手は長崎と、九州出身者が多かった共通点でも盛り上がりを見せた。

 優勝への手応えを聞かれたベンドラメ選手は「どのチームもすごくレベルは上がってきているというのは感じているが、どこが優勝してもおかしくない」と触れた。他クラブで選手引退後ヘッドコーチ(HC)に就任したクラブがあることから「いつかやってみたいと思うのか」と聞かれた田中選手は「無理です」と即答。「(選手が)言うことを聞かない。僕も言うことを聞かないので分かっている。やらないけれど、やるなら下のカテゴリーがいいかな、一緒に青春したい」と話した。

 「この区長表敬をしていよいよシーズンが始まるなというスイッチが入る。今年も始まるなという感じ」と表敬訪問を振り返ったベンドラメ選手は、「ワクワクしている」と10月4日に迫る開幕戦への心境を語り、「毎年、新しい・強いサンロッカーズを見せるために戦っていきたいと思っている。昨シーズンは残り1試合(勝てばチャンピオンシップに出場できた)というシーズンだったので、一つ一つ大事な試合だと思って臨みたい」と意気込む。田中選手は「初戦だけを考えて、フィジカルな試合になると思うのでそこに対して残りの日数で準備したい。自分にとっては地元(長崎)に帰っての試合になるので、普段通り臨みたいがその中でも楽しみな部分はすごくあるので、良い週末にできれば」と期待を込めた。

 個人の目標については、「良いコンディションをつくってキープできれば、自分の力でチームに貢献できる部分はたくさんあると思うので、今年は特にそこのところに高い集中力を持ってやっていきたい」(田中選手)、「毎試合全部出し切れるように、その一試合に全てを注ぎ込む気持ちで臨みたい」(ベンドラメ選手)とそれぞれ触れた。連続出場記録を伸ばしているベンドラメ選手は「もちろん健康でい続けることが大事なのでけがをしない限りは出続けたいと思うが、そのために無理して出続けるものでもない。意識していなくはないが、自分のプレーに支障が出るようなことがあれば、しょうがないかな」とも。

 この日は、ベンドラメ選手、田中選手らに加えサンロッカーズの里見治紀会長らが金王八幡宮(渋谷3)で必勝祈願を行った。

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