渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)が9月から順次、秋の改装を行っている。
デザイナーズやストリートなどのショップを集積し「東京のインディペンデント感」を表現する3階に、「ADVANCED CONTEMPORARY」をテーマに新店舗を導入。「インディペンデントな個性・デザイン性・創造性を感じる」フロアを目指す。
2019年の同館オープン時から2階に出店していたファッションブランド「MM6 Maison Margiela(エムエムシックスメゾンマルジェラ)」は3階に移転。面積は国内最大の店舗となる93平方メートルで、ウエアやアクセサリー、シューズ、レザーグッズ、ジュエリーなど、ウィメンズとメンズのアイテムをフルラインアップする。
ユニセックスの国内ファッションブランド「TANAKA」は、初の店舗として2025年1月31日まで出店。同ブランドはヨウジヤマモトやファーストリテイリングに勤務した経験を持つSAYORI TANAKAさんが2017年に米ニューヨークでスタート。東京を拠点とするデザイナーが世界でビジネスなどを拡大するためのサポートを目的とした「TOKYO FASHION AWARD 2023」を受賞したほか、2023年に東京で初めてランウェーショーを行った。「WINGS/自由の翼」をテーマにした2024年秋冬の新作を中心に、「ジャパンデニム」やレディートゥウエア、ポップアップ限定品などをそろえる。
ポップアップは、ドレスブランド「HOUGA」(9月23日まで)、スペイン・マヨルカ島発のシューズブランド「CAMPER」のエクスクルーシブライン「CAMPERLAB」初の限定店(10月27日まで)などが出店。英ロンドン発ジュエリーブランド「BUNNEY」(1階、9月25日まで)、伊発カジュアルブランド「DIESEL」(2階、9月21日~10月14日)なども限定店をオープンする。
営業時間は11時~21時(物販)。