クリエーティブコレクティブ「ライゾマティクス」の展覧会「recursive」が9月14日、表参道交差点のイベントスペース「OMOTESANDO CROSSING PARK」(港区南青山5)で始まる。
メディアアーティストの真鍋大度さんと石橋素さんが主宰するライゾマティクスは、人とテクノロジーの関係を探求し、実験的なプロジェクトや研究開発プロジェクト、作品制作を通して「技術と表現」の新しい可能性を探求している。「Perfume」やビョークさんらとのコラボレーションでも知られる。
同展は、金沢21世紀美術館館長の長谷川祐子さんをキュレーターに迎え、「AIの再帰的な自己学習と創造性の進化」をテーマに展開。現代アートギャラリー「KOTARO NUKAGA」(品川区)で開催中の同コレクティブの個展で発表した同コレクティブが独自に作成した画像のみで学習したAIモデル「Beyond Perception Model」発展させた新作の映像作品などを展示する。
会場の屋外・屋内両スペースを使う。表参道の交差点にはLEDと、LEDの画面を映すカメラを設置。LEDはAIモデルが生成した結果を表示し続け、AIモデルはカメラに映し出される自己の姿を用いて学習することでモデル自体を進化させ続けるという。屋内では、そのAIモデルの「再起的な」学習過程を観察できるようにする。
開催時間は10時~20時。入場無料。10月3日まで。