金王八幡宮（渋谷区渋谷3）で9月12日から、例大祭が開催される。

神楽殿では舞踊などのパフォーマンスを展開

　金王八幡宮は1092（寛治6）年に鎮座し「渋谷の氏神」として知られる。12日（18時～）には、沖縄・石垣出身の3人組バンド「BEGIN（ビギン）」や渋谷区青少年吹奏楽団による奉納ライブを行う。同バンドは渋谷・円山町の老舗ロック喫茶「B.Y.G」などで下積み時代を送り、「渋谷は地元」と公言し、例大祭への出演が恒例となっている

　13日には、各町会の神酒所はらいと、みこしへの御魂入れを実施。14日には神楽殿で、東インドの古典舞踊「オリッシー」、太極拳の演舞、鹿児島のおはら節、渋谷の民謡、パントマイムなどのパフォーマンスを奉納行事として展開。15日には、コロナ禍の影響で繰り延べになっていた、3年ごとの鳳輦（ほうれん）の渡御を行うほか、里神楽や菓子をまく「福徳の舞」などを予定する。

　境内では14日と15日（11時～21時）に金魚すくいやヨーヨー釣り、綿菓子、射的などの縁日を展開し、駐車場にはケバブや唐揚げ、フルーツスカッシュなどキッチンカー11台などが並ぶ。14日には、渋谷のプロバスケットボールチーム「サンロッカーズ渋谷」のマスコット・サンディーが、15日には原宿の洋菓子メーカー「コロンバン」のイメージキャラクター「原宿みっころ」、渋谷Flowerプロジェクト（シブハナ）のマスコットキャラクター「くもっくる」らがそれぞれ登場。14日（14時～、15時～）には、ポニーの展示や引き馬も行う。