日中文化交流の祭典「チャイナフェスティバル」が9月7日・8日、代々木公園イベント広場(渋谷区神南2)で開催される。
同フェスは2017(平成29)年に、日中の国交正常化45周年に合わせて両国の交流事業として初開催。芸能、食、観光、パフォーマンスなど、文化を基軸とした交流を通じて相互理解と新しいネットワークの創出を図ってきた。コロナ禍を経て4年ぶりに開催した昨年は、2日間で12万人が来場したという。
会場には120ブースが出展。北京ダッグ、四川の「激辛煮込み」、上海のショーロンポー、豚肉やエビ、野菜を包んだものをスープに入れて食べる福建省スタイルのワンタンなど、北京、四川、上海、福建から成る「四大料理」料理や、中国の国酒である白酒のブランド「汾酒(ふんしゅ/フェンチュウ)」などの「中国銘酒」をはじめとする酒ブース、物販、企業・団体によるブースなどが並ぶ。上野動物園提供のパンダの映像上映やパンダのイラストを描くことができる「パンダハウス」、同フェス恒例のスリッパを使う卓球大会(7日のみ)も展開。
ステージでは、1990年代から日本の音楽イベントに参加するなどしている郭峰(グオ・フォン)さんや、2007(平成19)年に日本でデビューしモデルとしても活動していたalanさん、流ちょうな日本語でアニメソングを歌う圏九(マルキュー)さん、ポップバンド「GRIFFO 鬼否」、特別招へいとなる中国国風楽団「自得琴社(ジトクキンシャ)」など、来日アーティストらがライブパフォーマンスを行う。
日本でも放送されたアニメ「フェ~レンザイ -神さまの日常-」はブース出展し、グッズ購入者には原作者・一汪空气さんのサイン会を実施。ステージでは出演清秋・内田真礼さんと上坂すみれさんのトークショーも行う。
開催時間は10時~20時。入場無料。雨天決行・荒天中止。来場者数15万人を見込む。