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原宿で限定「つぶグミ」ミュージアム 30周年で落合陽一さんらアート制作

落合陽一さんの作品「物化する回転窯:溶解する日常・漂白される芸術・グミ環世界」

落合陽一さんの作品「物化する回転窯:溶解する日常・漂白される芸術・グミ環世界」

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 グミ「つぶグミ」誕生30周年を記念した企画展「つぶグミミュージアム」が8月31日から、原宿駅近くのイベントスペース「キャピタル原宿」(渋谷区神宮前1)で開催される。

鷲尾友公さんの作品「BEYOND THE CLOUDS NO.163.164.165」

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 菓子メーカーの春日井製菓(愛知県)が展開するつぶグミは、1994(平成6)年に誕生。小粒で楕円形の形で、硬めの食感や一袋に3種類以上の味のグミが入っていることなどが特徴。定番のフレーバーをはじめ、「プレミアム」や期間限定商品など100種類を超える味などを展開してきた。

 誕生30年を迎える今年は「つぶ&ピース!プロジェクト」と題した記念プロジェクトを展開。その一環として、同商品からインスピレーションを受けてアーティストらが制作したアート作品を展示する。さまざまな表現方法があるアートを通して、同商品のメッセージ「『自分らしさ』を輝かせること」を発信する。

 作品を制作したのは、「つぶグミ好き」であるメディアアーティストの落合陽一さん、同社と同じ愛知出身のアーティスト鷲尾友公(ともゆき)さん、英ロンドン在住の現代アーティストさわひらきさん。作品制作に当たり、落合さん、鷲尾さん、さわさんは同商品の工場に足を運んだという。会場には、工場内の写真を「アートな視点」で切り取った写真も展示。併せて、5月~7月にブランドのX(旧ツイッター)で展開した「つぶグミアートキャンペーン」に投稿された、つぶグミを使って「わたし」をテーマに表現した作品の一部も展示する。

 同社マーケティング部の山根さんは「私たちとは違う視点で見いだされた『つぶグミ』の新たな一面が、彼らの手により作品として表現された。お菓子の世界を飛び出し、アートとなった『つぶグミ』を通して、私たちが皆さまに届けたい『つぶ&ピース』の思い、『グミ』が現代に必要である意味を受け取っていただける機会となると信じている」とコメントを寄せる。

 開催時間は11時~18時(9月1日は14時まで)。9月8日まで。

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