食べる

滋賀の和菓子「菓匠禄兵衛」が渋谷に新ブランド 笑顔刻印「福みたらし」主力に

店舗限定の「福みたソフト」

店舗限定の「福みたソフト」

  • 12

  •  

 スイーツショップ「FORTUNE & SMILE 福みたらし」(TEL 03-6434-1638)が8月29日、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)の商業施設「ShinQs」地下2階の食料品街「東横のれん街」にオープンする。経営は和菓子ブランドを展開する菓匠禄兵衛(滋賀県)。

笑顔などを刻印するみたらし団子「福みたらし」

[広告]

 1926(大正15)年に創業した同社は、自家栽培のヨモギや、滋賀羽二重糯米、北海道十勝産小豆などの素材で和菓子を作る。和菓子店として「新しい形」を模索する中、笑顔を団子に焼き印するブランドを代表するみたらし団子「福みたらし」がSNSで投稿されるなど若年層にも好評であることから、同商品をよりさまざまな角度で楽しめるよう「進化させた」スイーツを提供する新ブランドを開発。LEMONA DESIGN(道玄坂1)の社長でアートディレクターの鮎澤大輝さんをデザイナーに迎えた。

 同店限定商品として、ソフトクリーム専門店「TUMUGI」の生乳で作るソフトクリームに、滋賀 ・木之本の「ダイコウ醤油(しょうゆ)」を使う福みたらしのたれをかけ、福みたらしと同じ滋賀県産米粉を使う団子をトッピングする「福みたソフト」(756円)や、福みたらしのたれを練り込んだ生地でミルクあんを包む焼き菓子「福みたミルク饅頭(まんじゅう)」(10個入り、2,160円)を販売。

 福みたらしが2個連なったデザインのキャラクターも新たに作った。同キャラクターをデザインした刺しゅうTシャツ(6,160円)やポーチ(プリント1,650円、刺しゅう2,970円)、キーホルダー(990円)など、ブランド初の雑貨類も同店限定で扱う。

 専用に炊き上げた北海道産小豆を、滋賀羽二重糯米を使った大福生地で包む「名代草もち」(270円)など、他店でも販売する既存商品も取り扱う。毎月1万6000個販売するという福みたらし(324円)は、笑顔がベースの通常デザインのほかに、10個に1個程度の確率で異なる表情を焼き印する。それぞれ同店限定パッケージで販売する。

 営業時間は11時~21時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース