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原宿・ハラカドに「コーセー」新店 包装サービスやドレッサー付き半個室も

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  化粧品店「Maison KOSEハラカド」が8月30日、明治神宮前交差点の商業施設「東急プラザ原宿『ハラカド』」地下1階(渋谷区神宮前6)にオープンする。経営はコーセーグループのコーセープロビジョン(中央区)。

客の目の前でラッピングなどを行う「GIFT FACTORY」

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 若年層をメインターゲットに、「コト体験を通じて『今』というトキ(瞬間)を楽しむ」コンテンツを用意。加えて、デジタル化の加速を受けてサブスクリプションやシェアリングなどのサービスそのものを楽しむ消費スタイルが「拡大傾向にある」中、オンラインと融合した店舗づくりを行うことで、デジタルネイティブである若年層に「快適で満足度の高い」顧客体験の提供を図る。2020年12月に表参道に旗艦店となる店舗をオープンしたが、ハラカド店出店に向け今年7月に閉店した。

 延べ床面積は約300平方メートル。入店のしやすさや居心地の良さを意識し、店舗デザインはグレーとダークブラウンを基調に仕上げる。パートナーや家族など性別・年代を超えて同じ化粧品を使うことを提案するスペース「Cosme w/U(コスメウィズユー)」を常設するなど「パートナーフレンドリーな空間」を目指す。

取り扱いブランドは、コスメデコルテ、アディクションなど。ジルスチュアート、フローラノーティス、プレディア、雪肌精、スティーブンノル プロフェッショナルの一部商品も取り扱う。

 「ビューティーアトラクション」と称するコンテンツは4つ用意。工房をイメージしたギフト特化型コーナー「GIFT FACTORY」では、客の目の前でラッピングの「スペシャリスト」が包装を行う。商品を贈る相手の名前から連想されるイラストをAIが描くメッセージカード作成サービスや、一部商品の刻印サービスなども用意する。

 「COSME BUVETTE(ブヴェット)」は、化粧品テスターとドレッサーのセットを貸し出す有料時間貸しサービス。ドレッサーはソファと鏡をセットにした半個室タイプで、世界観や利用可能人数が異なる7種類を用意する。オープン記念として利用客先着300人にはインスタントカメラを貸し出し、撮った写真をその場でプリントして進呈する。

 さまざまなクリエーターの作品を紹介する「SELECT STAND」は、ブランドミッションを体現する場としてビューティー以外の作品も扱うことで「ハラカドならでは」の店舗づくりにつなげる。スタイリストによるシャンプーとブローのサービスを行う「BLOW BAR」では、客の髪質や悩みに合わせて選んだシャンプーやトリートメントなどを使ったヘアスタイリングを行う。

接客や購入までの待ち時間を減らすため、モバイルでの予約・注文・決済システムを構築。モバイル上でカウンセリングの事前予約や当日の待ち予約を受け付ける。「KOSE-ID」を登録することで商品のモバイルオーダー、店頭の各コンテンツの予約・事前決済もできる。店内にはモバイルオーダーで注文・決済した商品をすぐに受け取れるカウンターや、店舗営業時間外でもラッピング依頼した商品やモバイルオーダーで注文・決済した商品を受け取れるロッカーを設置する。

 オープン企画として、10月31日まで館内の飲食フロア「HARAJUKU KITCHEN & TERRACE」とのコラボレーション企画を展開。「Maison KOSEハラカド」で6,000円以上購入客に抽選で、HARAJUKU KITCHEN & TERRACEで使える食事券を進呈。期間中にHARAJUKU KITCHEN & TERRACEで飲食した客には「コスメデコルテ薬用 マイクロバーム ローション」のサンプルを進呈する。

営業時間は11時~21時。

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