台湾の「新世代」アーティスト10組によるライブイベント「塔音渋谷『台湾音市』音楽祭 Vol.1」が9月6日から、タワーレコード渋谷店地下1階「CUTUP STUDIO」(渋谷区神南1)で開催される。
同イベントは台湾で「頭角を現す」若手アーティストに焦点を当てた「見本市」に位置付ける。イベント開催や映画配給などエンターテインメントを通して日台の文化交流活動をサポートしている台湾の「Bees Factory(蜜蜂工房)」が、アーティストのラインアップをコーディネートした。
出演するのは、ロックやエレクトロニク、クラシックなどを合わせた音楽性の男女5人組バンド「P!SCO」、台湾語で歌うバンド「Random」、2021年に結成した現役大学生バンド「公館青少年 GGTEENS」、テクノ音楽グループ「LEIGHT NINE」、キーボード、ラッパー2人のボーカル、管楽器などで編成する「核果人 NUTS」など。
若手アーティストの音楽を公開するプラットフォーム「Street Voice」のアワードで今年「今年のトップ10新人ミュージシャン」に選ばれた「蕨鳴子 FERNOIZ」、2020年結成ながらさまざまな音楽祭に出演し、昨年日本語で歌う台湾のバンド「ゲシュタルト乙女」のメンバーとコラボレーションした日本語シングル「もしも」を発売するなどしている「GOAT」など、業界で評価を得つつあるアーティストも名を連ねる。
タワレコ渋谷店店頭では、「塔音渋谷『台湾音市』」の特設コーナーを設置。出演アーティストをはじめ、台湾のインディーミュージックの音楽賞「第14回金音創作奨(Golden Indie Music Awards)」で「ベスト・バンド賞」を受賞した「The Loophole(露波合唱團)」、昨年行われたカナダのインディーポップバンド「Men I Trust」台北公演で前座を務め、9月には来日ツアーを予定している「i’mdifficult(我是機車少女)」など、台湾のアーティストのCDをセレクトし、販売している。
先着順入場整理券番号付きチケット料は、1日=3,000円、3日通し=8,000円。8月24日(11時)に一般発売する。9月8日まで。