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原宿・表参道で「スーパーよさこい」 ステージ6カ所、106組が演舞披露へ

交通規制した表参道などで踊る。写真は昨年「原宿表参道賞」を受賞した「とらっくよさこい(ちふれ) 」(高知県)の演舞

交通規制した表参道などで踊る。写真は昨年「原宿表参道賞」を受賞した「とらっくよさこい(ちふれ) 」(高知県)の演舞

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 「原宿表参道元氣(げんき)祭 スーパーよさこい2024」が8月24日・25日、原宿・表参道周辺で開催される。主催は商店街振興組合原宿表参道欅会。

昨年「元氣祭大賞」を受賞した「ほにや」(高知)の演舞

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 1954(昭和29)年に高知県高知市で始まった「よさこい祭り」は、数十人がチーム(連)を組み、「鳴子」と呼ばれる楽器を持ちながら披露する個性あふれる力強い踊りが特徴。原宿・表参道エリアでは2001(平成13)年に始まり、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う中止を経て、2022年から再び開催。今回で22回目を迎える。

 演舞会場は、交通規制する表参道の路上(25日のみ)や明治神宮・第一鳥居前の広場、神宮会館前、代々木公園屋外ステージ、同公園ケヤキ並木、はるのおがわコミュニティパークで開催されている「代々木の社ぼんおどり」会場の6カ所に設ける。

 今年は106組が参加予定。地元原宿の「原宿表参道元氣連」「原宿よさこい連と渋谷区立原宿外苑中学校」をはじめ、皆勤賞の22回連続出場となる上總組(埼玉)や、同じく22回連続出場となる「ほにや」「帯屋町筋」など本場・高知のチーム、「千葉工業大学よさこいソーラン風神部」(千葉)、「同志社大学よさこいサークル『よさ朗』」(京都)など学生チーム、2009年にベトナムで設立された「ハヌよ」、初出場となる「彪牙天翔」(富山)など各地から参加。ルールは、「よさこい鳴子踊り」の音楽を一節いれればアレンジが自由で、鳴子を手にもって鳴らし前進して踊るという3つのみで「自由度が高い」ことから、色とりどりの衣装で、EDMやJポップを取り入れたような音楽から古典的な音楽までさまざまな楽曲に合わせて演舞するのも特徴。一部演舞はテレビ高知がオンライン配信を予定する。

 代々木公園イベント広場では高知の魅力をPRする「じまん市」を同時開催。四万十うどんを提供する「うどん工房麦屋」、大川村で生産している「土佐はちきん地鶏」を使ったメンチカツなどを提供する「大川村ふるさとむら公社」、四万十川の源流域で育てている七面鳥「しまんとターキー」の炭火串焼きなどを提供する「大野見七面鳥生産組合」、鳴子の組み立て教室、高知市観光協会など、高知に関するブースを中心に出展する。

 エリアの飲食店では高知の食材を使った料理を提供するグルメフェアも展開。高知県産のメロンとはなゆを使ったフラッペ(2,420円、千疋屋)、高知県産パプリカを使ったロメスコソースをかけるマッシュルームとハーブポークのソテー(1,500円、マッシュルームトーキョー)、高知県産の原料を使うクラフトビールと四万十川などで捕れる川エビのつまみのセット(2,000円、ぼっちりや糀薫)など6店舗が参加している。

 開催時間は、24日=10時~19時、25日=10時~17時30分(演舞時間は会場により異なる)。観覧無料。神宮橋周辺などは24日10時30分~20 時と25日9時~18時30分、神宮前交差点~青山通りの表参道は25日11時~16時30分にそれぞれ交通規制する。

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