渋谷・オルガン坂に12月19日、シンガポール発ソーシャル&ライフスタイルホテル「lyf(ライフ)渋谷東京」(渋谷区宇田川町)が開業する。
シンガポールに拠点を置き、世界40カ国・220都市以上でサービスアパートメントやホテルなど宿泊施設を展開する「The Ascott Limited(ザ・アスコット・リミテッド)」の日本法人「アスコットジャパン」(港区)が運営する。国内3拠点目となる「ライフ」ブランドで、「渋谷パルコ」「ハンズ渋谷店」などが立ち並ぶオルガン坂沿いの旧「ホテルウィングインターナショナルプレミアム渋谷」(昨年12月閉店)跡に開く。
ライフ業態は、「A New Way to Belong(新しいコミュニティー、ステイの形)」をコンセプトに、「コミュニティーとともに過ごす新しいスタイルのステイ」を提案。国内では、2021年6月に福岡・天神、昨年11月には銀座に出店している。
全200室を用意する客室は、1人から利用できるワンルームタイプのスタジオダブル「ワンオブアカインド」(全26室)や「ワンオブアカインドプラス」(全150室、以上12平方メートル、定員2人)、スタジオツイン「サイドバイサイド」(全14室、13平方メートル、同2人)、トリプル「オールトゥギャザー」(全8室、22平方メートル、同4人)、2ベッドルーム「トゥーオブアカインド」(全2室、24平方メートル、同4人)の5タイプを用意。
共用スペースとして、コワーキング・シェアラウンジ「CONNECT(コネクト)」、調理器具や食器を備えるソーシャルキッチン「BOND(ボンド)」、ランドリールーム「WASH&HANG(ウォッシュ&ハング)」、ジム「BURN(バーン)」、カフェ&バー、要予約のミーティングスペースを設ける。
「周辺情報に詳しい」スタッフ「lyf Guard(ライフガード)」が宿泊客をサポートするほか、コミュニティーマネジャー「Ambassador Of Buzz(アンバサダー・オブ・バズ)」が年間を通じてイベントも企画していく。